8年目血管外科医の日常

血管外科医の日常について書いています

人見知りでも医者になれるのか

今回は医学部を目指す学生さん向けにもなります

人見知りで医学の道へ進むのを考えている方向けの記事です

 

結論から言うと問題なく仕事できます

 

実は僕も極度の人見知りでした

どの程度かというと、お店で店員さんに声を掛けられないくらいでした

吉野家でさえ店員さんに声が掛けられずに、会計や注文をお願いできないような高校生でした

とはいえ、最低限の友人はいたので、学生生活は問題なく送れていました

 

浪人が決まり、予備校に行った時も同じ高校から同じ予備校に行った数人の人としか喋った記憶がありません

 

それが今では外来を週2回でこなし、急患対応もし、入院患者も対応しています

もちろん、高野先生や看護師をはじめとした医療従事者ともコミュニケーションを取っています

 

つまり、学生の時の人見知りは仕事を始めてしまえば特に問題にはならないということです

 

対人職でチーム医療が叫ばれる中、コミュニケーションをとる必要はありますが、仕事と割り切れるので何とかなります

また、学生の時との大きな違いとして患者-医者、医者-看護師などといった立場が明確になっていることも、話をする際にいろいろと意識しなくて済む要因になります

 

やはり友人やクラスメイトと話すときは、嫌われたらどうしようとかいろいろと考えすぎてしまうために話ができなかったり、声を掛けられなかったりする

それが人見知りです

そのため、立場が明確である職場では、特に意識することがないのでコミュニケーションはとっていけますので、今人見知りでも安心してください

 

一方、学生の期間は非常に苦労します

各種テストや実習の要点などは友人が多い方が多くの情報が得られるので得をします

進級関連のテストなら何とかなりますが、国家試験や卒業試験などについてはやはり情報が勝負です

情報は世界を制する!といわれるように、情報力が強い人の方が、学生時代の成績に関わらず国家試験に合格しやすいような気がします

 

さすがに6年間の学生生活を完全に一人ぼっちで過ごすことはできないので、数人の友人と部活の先輩との伝手さえ作っておけば何とかなります

 

医師免許を取ってしまえばその先の選択肢は非常に広く、患者と関わる臨床系から、研究メインで人と関わることの少ない基礎系、さらには企業や行政などにも仕事の選択肢はあるので、人見知りだけど医学部に興味がある方がいれば、気にせず目指してみてください